北海道・帯広警察署は2025年4月14日、自称・札幌市西区の土木作業員・南法宏容疑者(44)を逮捕監禁致傷の疑いで逮捕しました。 南容疑者は4月14日午前11時20分ごろから同日午後11時ごろまでの間、帯広市に住む女性(29)の自宅で、女性を縛るなどして車に乗せ、北広島市までの間、不法に逮捕監禁し、けがをさせた疑いが持たれています。 女性は車に監禁された際、顔などに擦り傷を負いました。 警察によりますと、同日午後1時45分ごろ「娘が自宅からいなくなった」と女性の家族から通報があり、事件が発覚しました。 警察が女性を捜していたところ、北広島市西の里東4丁目付近で南容疑者と女性が乗る車を発見し、南容疑者を逮捕したということです。 調べに対し、南容疑者は「被害者を車に乗せたまま連れまわしたが、逃げられないようにはしていない」と容疑を一部否認しています。 その後、警察は16日未明、札幌・豊平警察署に出頭してきた共犯者の自称・会社員の太田慶士容疑者(45)を同じ容疑で逮捕しました。 太田容疑者は「間違いない」と容疑を認めています。 警察は、容疑者同士の関係性や被害女性との接点などについて、引き続き捜査しています。