就学援助の手続き怠り85万円分の不適切な事務処理、横浜市教委が男性職員を処分
2010年1月28日21時30分配信 カナロコ
横浜市教育委員会は28日、就学援助の手続きを怠り、合計85万円分の不適切な事務処理を行ったとして、横浜市立上郷小学校の総括事務主査の男性職員(52)を戒告処分とした。学校長については監督責任を問い文書訓戒とした。
同市教委によると、男性職員は2001年度から08年度までの間、経済的な理由から就学が困難な児童に学用品や校外活動費などを援助する就学援助業務について、市教委に申請しなかったり、現金化した援助金を事務室内に放置するなどした。昨年5月、後任の職員が事務処理の不備に気づき発覚した。