県教委:わいせつ容疑、教諭を懲戒免職処分 体罰で戒告も /熊本

県教委:わいせつ容疑、教諭を懲戒免職処分 体罰で戒告も /熊本
毎日新聞 2009年7月8日 地方版

 県教委は7日、強制わいせつ容疑で5月に逮捕された第一高の河瀬晴夫教諭(44)を懲戒免職とした。また、中学校の体育の授業中に3年男子生徒に体罰を加え脱臼させたとして、天草教育事務所管内の男性教諭(36)を戒告の懲戒処分にした。

 県教委によると、河瀬教諭は5月22日午後11時15分ごろ、熊本市九品寺の歩道橋で後ろから女性に抱きつき胸を触るなどしたとして逮捕された。酒に酔い前後の記憶がないものの容疑を認めて示談が成立し、6月11日に不起訴処分になった。

 中学の男性教諭は5月19日午前11時ごろ、3年生20人が話しながらランニングなどをしていたため2度注意した。その際、男子生徒の返事がまじめさに欠けていたとして、右手で生徒のあごをつかんで押し、体操服の袖をつかんで足を払ったところ、生徒はひじを地面について倒れ脱臼した。教諭は生徒と家族に謝罪したという。

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