大分大学教授のハラスメントで処分を検討
2010年 2月23日 [10:38] 大分放送
大分大学工学部の教授が、自らが指導する大学院生に対し、パソコンのケーブルで首を絞めるなどの嫌がらせをしていたことが、OBSの取材で明らかになりました。大学は、この教授の処分を検討しています。大学関係者らの話によりますと、大分大学工学部の男性教授による嫌がらせは、おととし秋ごろから始まったということです。教授は自らが指導していた男子大学院生に対して、パソコンのケーブルで首を絞めたり、紙袋やビニール袋を頭にかぶせたりしたということです。また、携帯電話や財布などを取り上げて隠したほか、午後11時ごろまで帰らせない状況を続けたということです。この大学院生は、精神的苦痛により、不眠や頭痛の症状が出たことから、去年9月、大学にこの問題を訴えました。大学は、教授と大学院生の両方から事情を聞いていて、教授の処分を検討しています。