NPO理事長、別の男子中学生を監禁した疑いで再逮捕…「合宿」開催し親から76万円受領
読売新聞オンライン 2022/10/6(木) 21:48配信
障害のある中学生を拘束して監禁したとして、福岡市のNPO法人「さるく」理事長らが逮捕、起訴された事件で、福岡県警は6日、理事長(57)、小学校教諭(37)の両被告(いずれも逮捕監禁罪で公判中)を、別の中学生への逮捕監禁容疑で再逮捕した。県警は2人の認否を明らかにしていない。
発表では、2人は2020年11月14日、同県久留米市の民家で、この家に住む男子中学生(15)(当時)の両手足を結束バンドで拘束。頭を数回殴るなどして車に乗せて県内の山中などを走り、同法人が市内で運営する障害児通所施設(閉鎖)に着くまでの約5時間、監禁した疑い。
男子中学生には問題行動があり、母親の依頼で理事長らが行った3日間の「合宿」に参加して、被害に遭ったとみられる。理事長は報酬として約76万円を受け取っていたという。