「セクハラで苦痛」女子生徒が元校長提訴/鹿児島地裁

「セクハラで苦痛」女子生徒が元校長提訴/鹿児島地裁
2010 06/09 11:21 南日本新聞

 2007年、鹿屋市の中学校に通っていた女子生徒が、当時の校長(59)からセクハラ行為を受け、心的外傷後ストレス障害(PTSD)になったとして、元校長と市を相手取り、計1500万円の損害賠償請求訴訟を鹿児島地裁に起こしたことが8日までに分かった。
 訴えによると、女子生徒は07年6月、部活動の副顧問をしていた元校長からドライブに誘われ、体を触られるなどのセクハラ行為を受けたとされる。女子生徒側は「信頼しきっていた人物からわいせつ行為を受け、傷は一生癒えない。今も障害で苦しんでいる。市は校長への指導、教育を怠った」と主張している。
 女子生徒と両親は07年10月、元校長を強制わいせつ容疑で鹿屋署に告訴したが、鹿児島地検は09年2月、不起訴処分とした。鹿児島検察審査会は同9月、不起訴不当と議決。地検は再捜査後の10年3月、嫌疑不十分で再び不起訴とした。
 元校長は取材に対し「これまで通り、やっていないと主張していく」と話した。同市教育委員会は「訴状を見てから対応を検討したい」としている。
 女子生徒の父親は「本当は刑事事件の裁判にしたかったが、不起訴になった。事実追求のため民事で争う。罪を認めてほしい」と話した。

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