小学校教諭に退職勧奨 「指導力不足」を認定

小学校教諭に退職勧奨 「指導力不足」を認定
2010年6月30日 朝日新聞

 横浜純一・県教育長は29日、指導力が不足しているとして指導改善研修を受けていた小学校の40代の男性教諭に、退職か職種変更を選ぶよう打診したことを定例教育委員会に報告した。男性教諭は25日付で依願退職した。指導力不足が理由の退職勧奨は県教委で初めてという。

 男性教諭は指導力や教育公務員としての社会性、適性が不足しているとして3年間の指導改善研修を受けた。しかし学識者や保護者を交えた指導改善研修教員審査委員会が今月2日付で改善が認められないと判断し、規則に基づいて退職か職種変更を打診した。(中田和宏)

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