娘の自殺は、教師のわいせつ行為と無関係? 学校の対応に絶望する母の告白
娘の死は「不明」のまま【後編】
2021.07.09 現代ビジネス 及川 夕子
「わいせつ事件が起きた1カ月後ぐらい、12月ごろから、学校を休みがちになり、朝から泣き出すこともありました。事件後、学校側はスクールカウンセラーを用意しました。ですが、娘は『自分がスクールカウンセラーに話したことをすべて学校側に報告される、そのためにやっている』と感じていて、スクールカウンセラーを信じていなかったと思います。
娘は、学校でわいせつ事件のことが噂になっていることや、S教諭の処分について気にかけていたようです。事件から日に日に痩せていき、42キロから35キロまで一気に体重が減ってしまいました。帰宅し、ふと見るとベランダの淵に立っていることもありました。とても心配でそばについていたかったのですが、部屋に入ると娘が怒るので、私は極力部屋の近くにいて、物音がしているかどうか、いつも耳をそばだて音がしなくなると部屋を覗くというような日々を送りました。
結局、さつきさんは、娘の様子から学校へ無理に通わせないほうがいいと判断し、出席日数のことで教頭に相談したそうだ。
「教頭は、調整しますと言ってくれました」
しかし、蓋をあけると内申では調節など一切なく、単なる「欠席扱い」となっていた。
「受験の際の面接で、娘は面接官から『休みが多いけどなぜか?』と聞かれたそうです。学校側は、結局何も配慮はしてくれなかったのです」