高校内で職員が盗撮 滋賀県教委、懲戒免職に

高校内で職員が盗撮 滋賀県教委、懲戒免職に
2010年07月09日 23時08分 京都新聞

高島市の県立高校の男性事務職員(34)が昨年11月から今年3月まで、デジタルカメラやビデオカメラを校内に設置し、約20回にわたって女子生徒のスカート内を盗撮していたと、滋賀県教委が9日発表した。県教委は同日付で男性職員を懲戒免職にし、校長を監督不十分として訓告処分にした。

県教委によると、男性職員は4月、校内のセミナーハウスの脱衣室にペン型ビデオカメラを仕掛けたほか、昨年11月から渡り廊下や体育館、階段の踊り場などで盗撮を重ねていた、という。

男子生徒が4月6日、清掃中にカメラを発見し、同高が建造物侵入の疑いで高島署に被害届を提出。映像に映っていた事務職員を問いただしたところ、盗撮を認めたという。同高は「個人を特定できる画像や外部流出はない」として、来週中に保護者や生徒への説明会を開く予定。
県内では2008年10月にも、
県教委の森誠教職員課長は「県民におわびする。意識啓発など再発防止に向け、できるだけの手だてを講じる」としている。
また、県教委は、昨年11月に車で帰宅中、死傷事故を起こした県立学校教諭(26)を同日付で停職2月にした。

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