認証書類提出せず「評価中止」の通知 創造学園大
2010年7月11日7時56分配信 産経新聞
創造学園大(群馬県高崎市)を運営している学校法人「堀越学園」(同市)が、大学の評価に必要な自己評価書を評価機関に提出せず、「評価中止」の通知を受けていたことが10日、大学側への取材で分かった。
学校教育法では、大学は定められた期間ごとに、文部科学相が認証する機関の評価を受けることが義務づけられている。
自己評価書の提出期限は6月末だったが、学園側は提出しなかった。同学園によると、今月に入って「評価中止」の通知を文書で受け取ったという。
同学園では、職員の給与遅配問題などがあったことから、群馬県が経営改善計画書の提出を要求。しかし、学園側は計画書を提出せず、県が平成21年度分の県私立学校教育振興費補助金の不交付を決めるなどのトラブルが起きていた。
同学園事務局では「期限を過ぎてしまったが、提出する方向で検討中」と話している。
創造学園大は、元女優の酒井法子さんが入学したことで知られる。