強制わいせつ:男児にわいせつ行為の教諭、昨冬宮城でも2人に−−先月追起訴 /岩手
毎日新聞 2010年9月14日(火)10時58分配信
小学校教諭が男子児童の下半身を触るなどし、強制わいせつ罪に問われた事件で、一関市散田、同市立花泉小学校教諭、吉田大助被告(31)が、09年冬に宮城県内でも同様の事件を起こしたとして8月20日付で追起訴されたことが13日、分かった。宮城県警大和署は、被害届提出後も捜査に半年以上かかっており、関係者からは「早く逮捕していれば盛岡市の事件は防げた」との声も上がる。【宮崎隆】
被害届提出後、捜査に半年以上
起訴状によると、吉田被告は09年11月23日、宮城県富谷町内の公衆浴場で、当時12歳と11歳の男子児童2人の下半身を触ったとしている。
同署によると、通報で駆けつけた同署員が、施設内で吉田被告を発見。事情を聴いたところ容疑を認めたが、児童の家族が被害届を提出しなかったため、逮捕しなかった。吉田被告は職業を「フリーター」と答えていた。同年12月15日に被害届を受け、捜査を進めていた。
だが、吉田被告は今年6月26日、盛岡市内の公衆浴場で、当時11歳の男子児童に同様のわいせつ行為をした疑いで、盛岡東署に現行犯逮捕された。
大和署の西条規夫副署長は「捜査の進展が早ければ、次の事件は起きなかった」と述べた。
◇懲役2年6月、初公判で求刑
吉田被告の初公判が13日、盛岡地裁(中島真一郎裁判官)であった。吉田被告は起訴内容を認め、検察側は懲役2年6月を求刑し、即日結審した。判決は28日。
被告人質問で吉田被告は、「インターネットサイトを通じて、5、6年前から男児に性的興味を抱くようになった」などと答えた。
検察側は論告で「教員に対する信頼を失墜させるなど社会的影響も大きい」と指摘。弁護側は「深く反省して、被害弁償もしている」と情状酌量を求めた。【宮崎隆】
9月14日朝刊