紛失USBのデータを印刷? 学級名簿がポストで発見 神奈川
産経新聞 2010年12月31日(金)17時10分配信
神奈川県茅ケ崎市教育委員会は31日、市立浜之郷小学校の児童らの学級名簿が同校や周辺住宅のポストで見つかったと発表した。今年8月にも、学校近くの路上に同様の名簿が放置されていた。同校の女性教諭が平成20年5月に紛失したUSBメモリーに保存されていたデータをプリントアウトしたものとみられる。
市教委によると、名簿は2枚1組で、教諭の当時担任だった小学4年生のクラスと、以前勤務していた秋田県内の小学校のものだった。名簿には児童計64人分の氏名や電話番号などが書かれていた。
30日午後6時ごろ、学校近くの住民から同校に問い合わせがあり発覚。その後、同校のポストなど3カ所からも名簿が発見された。
浜之郷小の名簿は8月に放置されていたものと同一で、秋田県内の小学校の名簿は新たに印刷されたものとみられる。
教諭は20年5月に、USBを入れた筆箱を教室の机の上に置いていたが、体育の授業で教室を離れた際になくなっていたという。