女性教諭「魔が差した」同僚の化粧ポーチ盗む

女性教諭「魔が差した」同僚の化粧ポーチ盗む
2011年2月22日21時52分 読売新聞

 長崎県教委は21日、同僚の化粧ポーチを盗んだとして、同県諫早市の市立小の女性教諭(42)を停職6か月の懲戒処分にした。

 同校は、同僚が警察に被害届を出さなかったことなどから、約2か月間、報告していなかった。報告を怠ったなどとして、同校校長を戒告処分とした。

 発表によると、教諭は昨年9月22日、同校の教員用女子更衣室で、同僚の化粧ポーチを持ち去り、職員室で自分のバックに入れた。それを目撃した別の職員が校長に相談。教諭はその日のうちに、ポーチを同僚に返した。「魔が差した」と話しているという。

 11月22日、県の通報制度を使って、県教委に匿名での連絡があり、発覚した。内規では窃盗行為を行った教職員は懲戒免職としているが、実質的な被害がなかったことなどから、処分を軽くしたという。県教委の今年度の懲戒処分は11件目で計19人となった。

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