元教諭のわいせつ事件、賠償金を町が肩代わり

元教諭のわいせつ事件、賠償金を町が肩代わり
読売新聞 2011年9月3日(土)14時58分配信

 で、同町は被害児童5人に計1300万円の賠償金を支払うことを決めた。

 今年度一般会計補正予算案に盛り込み、6日に開会する町議会に提案する。

 同町によると、国家賠償法に基づき、3人に300万円ずつ、2人に200万円ずつ支払う。元教諭は在職中だった昨年5〜9月、5人に対し計59回のわいせつ行為を繰り返したとして逮捕され、懲戒免職となった。今年2月に長崎地裁で懲役10年の判決を受け、現在は服役中。

 被害者のうち3人は、刑事裁判に伴う損害賠償命令制度の適用を申し立て、地裁は3月、元教諭に1人当たり300万円を支払うよう命じた。しかし元教諭に支払い能力がないため、町が肩代わりすることになったという。

当時7〜8歳の女児5人に対し、小学校内で衣服を脱がせて体を触るわいせつ行為をし、3人については様子をデジタルカメラで撮影し、画像を保存するなどした。いずれの女児にも7〜16回にわたり、わいせつ行為を繰り返していた。

検察側は「ママがかわいそうで(被害について)自分から話さなかった」とする被害女児の供述調書を読み上げた。
捜査段階で高橋被告が「1番好きなのは小学1、2年生、2番目が小学3、4年生、3番目が小学5、6年生」との趣旨の供述をしたとする調書も法廷で読み上げた。

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