フラスコ割れ児童3人けが、小学校で理科の実験中に/相模原

フラスコ割れ児童3人けが、小学校で理科の実験中に/相模原
カナロコ 2011年10月5日(水)21時15分配信

 相模原市教育委員会は5日、市立小山小学校(同市中央区小山)で理科の実験中、ガラス製の三角フラスコが割れ、飛び散った破片で6年生の児童3人が負傷したと発表した。男子児童(12)が左腕を、女子児童(11)が左ほおを切ってそれぞれ縫い、別の女子児童(11)はあごとのどを切るけがを負ったという。

 市教委学校教育課によると、事故は同日午後0時5分ごろ、理科室での実験中に起きた。実験では、フラスコ内の塩酸の水溶液にスチールウールを入れて水素を発生させた後、ライターの火を近づけ、水素を燃やす予定だった。児童約30人が8班に分かれて作業をしていたところ、「ポン」という音とともにフラスコが割れたという。担任の男性教諭と非常勤の女性職員がいたが、事故は目撃していなかった。

 同課は「けがをされた児童には申し訳ない。事故原因を調べ、再発防止に努めたい」としている。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする