岐阜保健短大医療専門学校:無資格の教員が授業 柔道整復師を養成 /岐阜
毎日新聞 2011年10月26日(水)11時13分配信
柔道整復師を養成する岐阜保健短大医療専門学校(岐阜市東鶉)で09〜10年度、資格のない教員が授業を教えていたことが、厚生労働省東海北陸厚生局の立ち入り調査で分かった。
柔道整復師の受験資格を得るには、生理学や解剖学が必要。国の柔道整復師学校養成施設指定規則は、医師免許がある者などがこれらの授業を担当するよう定めている。
同局によると、今年6〜8月に立ち入り調査をした際、柔道整復科の2、3年生54人が2年間に受けた延べ2400時間のうち、資格のない職員が教えていたのは少なくとも200時間で、授業も100時間以上不足していたという。同局は、生徒が資格試験を受験できるよう同校に補講の実施などを指示した。
また、6人必要な専任教員が3人しかいないことも分かった。同校が厚生局に提出した書類は必要数を満たしていたが、講義録などと食い違いがあり、厚生局が調べている。
同校の三桶光彦事務局長は「私たちと厚生局の見解には違いがあるが、指導を受けて、とにかく生徒たちがしっかりと受験できるように対応していく」と話した。【石山絵歩】
10月26日朝刊