高校教諭ら3人懲戒処分 授業で体罰、生徒の腕折る 千葉県教委

高校教諭ら3人懲戒処分 授業で体罰、生徒の腕折る 千葉県教委
2011年12月22日 10:11 千葉日報

 千葉県教委は21日、授業中に生徒に体罰をして骨折を負わせたとして、県東部の県立高校の男性教諭(53)を減給1月(10分の1)、同僚の車を傷つけたとして県北部の県立高校の男性主任学校農業技能員(39)を減給1月(10分の1)の懲戒処分とした。また、児童の個人情報が入ったUSBメモリーを紛失した問題で、野田市立山崎小学校の男性教諭(36)も戒告の懲戒処分とした。

 県教委によると、県立高校の男性教諭は10月20日午前11時半ごろ、柔道の授業中、友達とふざけていた同校1年の男子生徒(16)の顔を平手で3回殴った上、体落としで2回投げて左腕に全治3カ月の骨折を負わせた。

 男性教諭は「指導に従わずカッとなった。申し訳ない」と話している。

 男性農業技能員は、昨年秋から今年11月11日までの間、6回にわたり同僚の男性実習助手(55)の軽乗用車のタイヤに穴を開けた。「職の違いによるコンプレックスがあった」としているという。

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