和歌山県立医大:不透明資金 給与を肩代わり、認識の教授処分 /和歌山
毎日新聞 2012年3月17日(土)15時24分配信
県立医大(和歌山市紀三井寺)は16日、腎臓内科・血液浄化センターが関連病院から資金提供を受けていた問題で、同医大が設置した調査委員会の結果に基づき、同センター長の男性教授(56)を戒告処分にしたと発表した。
同医大によると、男性教授は06年4月に同センター長に就任。同病院が同医大と利害関係があると認めたうえで、当時勤務していた秘書が退職する10年10月まで、同病院に秘書給与を肩代わりさせていた。処分理由は、勤務形態を迅速に是正できなかったためとしている。【川畑展之】
3月17日朝刊