酒気帯び運転:免職処分取り消し 飲酒運転で懲戒免処分の基準見直さず−−県教委 /秋田
毎日新聞 2012年4月6日(金)10時47分配信
飲酒運転を理由に2人の教諭を懲戒免職とした県教委の判断を取り消した秋田地裁判決に対し、控訴断念を決めた県教委は5日、県議会教育公安委員会で経緯を報告した。一方で飲酒運転を原則免職とする処分基準は見直さない方針を強調。「個別事情を見てさまざまな角度から慎重に決める」と説明した。
県議からは「個別に見るならば原則懲戒免職ではなくなる」などと異論が相次いだが、県教委は「高い規範意識と倫理性を求める基本姿勢として原則免職というスタンスで臨む」と理解を求めた。
秋田地裁から免職取り消し処分を受けた2人は7日に復職する。県教委は今月中旬までに2人に対し新たな懲戒処分を決める。
県教委は、飲酒運転すれば原則懲戒免職と決めた03年5月以降、全17件を懲戒免職処分としている。処分を巡っては、今回判決が出た2人を含む5人が県人事委員会に不服を申し立てており、1人が係争中。【坂本太郎】
4月6日朝刊