着服:元今治市教委課長補佐、補助金144万円を 退職1日前に発覚 /愛媛

着服:元今治市教委課長補佐、補助金144万円を 退職1日前に発覚 /愛媛
毎日新聞 2012年4月7日(土)15時44分配信

 今治市教育委員会は6日、3月末で定年退職した市教委事務局の課長補佐(60)が、在職中に市が市民団体へ交付した補助金計144万円を着服していた、と発表した。退職1日前の同月30日に発覚。課長補佐への退職手当約2000万円は支給が停止された。今後、「退職手当審査会」で諮られた後、取り扱いが決定される。
 市教委によると、課長補佐は同市教委事務局吉海地域教育課に所属。08〜11年度、地域のイベントを運営する市民団体に支給される補助金から、10回にわたって現金を着服し、私有車の部品購入や出張の際の飲食代に使っていた。課長補佐は、市民団体の経理を担当していた。使った分は自身で補てんし、年度末の監査では、領収書を改ざんしてつじつまを合わせていた。
 昨年度末、団体への補助金繰越額が前年度の87万円から31万円に激減していたため、書類のチェックと課長補佐へ聞き取り調査を行ったところ、着服を認めた。課長補佐は、今月に入って着服分はすべて補てん。被害を受けた市民団体は、今のところ刑事告訴などは行わないという。高橋実樹教育長は「事実関係をさらに解明し、再発防止に努める」と話した。【津島史人】

4月7日朝刊

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