「昇進のお礼に金銭」「市議に品物持参」…大阪市教委アンケート最終報告

「昇進のお礼に金銭」「市議に品物持参」…大阪市教委アンケート最終報告
産経新聞 2012年4月10日(火)15時20分配信

 ■「労組の言いなり時代続いた」

 大阪市教委は10日、市立学校や幼稚園の校長・園長、市教委の幹部職員らを対象にした労使関係に関するアンケートの最終報告を明らかにした。自由回答では「労働組合の言いなりにならざるを得ない時代が長く続いた」「人事情報を組合が先に知っている場合があった」など、労使のなれ合いぶりを赤裸々に記した回答もみられた。

 調査は約千人を対象に無記名方式で実施。市教委は3月末の中間報告で選択式回答部分の結果を公表し、人事異動や昇任などに関し組合や市議から意見を受けていた実態を明らかにしていた。今回は、アンケートの自由回答が具体的に示された。

 回答では「市議にあいさつに行く際に品物を持参したり、昇進のお礼に金銭を持参したとの話を聞いた」「地域の有力者を通して、人事異動について市議に口利きを依頼することがあると聞いた」といった内容もあった。

 永井哲郎・市教育長は「数は多くはなかったが、伝聞や噂レベルの情報も含めると問題があると思われる行動も記されていた。研修などを通じ、注意喚起を徹底したい」と話した。

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