教諭のセクハラ再発防止を 長崎市

教諭のセクハラ再発防止を
長崎新聞 2012年4月20日

 女子児童の体を触るなどの行為がセクハラ行為に当たるとして、長崎市教委が先月、したことを受け、同市の市民団体が19日、市教委に要請書を提出し、再発防止に向けた取り組みを求めた。

 市民団体はセクハラに関する相談活動や情報発信などを行う「Moshyw(モッシュ)−もうセクハラを許さない女たちの会・ながさき」で、池田玲子代表らが市役所を訪れた。

 要請書は▽セクハラ行為にかかわる懲戒処分の基準の作成▽スクールセクハラについての研修の義務付け▽相談員の設置、子どもや保護者への周知−などを求めており、池田代表が馬場豊子教育長に手渡した。

 市教委側はすでに懲罰の基準が策定されていることやセクハラ防止のための相談員を各学校に設置していることなどを説明。馬場教育長は「これまでもセクハラ防止のためいろいろな取り組みをやってきており、今後も根気強く続けていきたい」と話した。

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