不祥事防止へ教員用ハンドブック=大阪市

不祥事防止へ教員用ハンドブック=大阪市
2009年11月11日10時50分 時事通信

 大阪市教育委員会は、教職員による不祥事の再発防止に向け、服務規律の理解を徹底するための「教職員服務ハンドブック」を作製した。処分された教職員は「当たり前のことが分かっていない」(教務部)ことから、服務に関する一問一答や不祥事で処分を受けた際の賃金への影響などを盛り込んだのをはじめ、理解しやすい内容にしたという。
 市教委は、A4判、26ページで構成されるハンドブックの内容をすべての市立小中高校と幼稚園にデータで送信。各校・園で印刷し、全教職員に配布する。
 ハンドブックでは、地方公務員法で定められた信用失墜行為の禁止など7項目の服務を紹介。その上で、不祥事を起こした場合の法的責任や社会的影響を記載し、処分による生涯獲得賃金の減額についても解説している。
 懲戒処分については、その種類や公表方法、過去の処分例を掲載。また、不祥事防止に向け、飲酒運転や体罰などの人権侵害行為、会計事故の重大な3事案を取り上げ、教職員が持つべき心構えを記載した。
 市教委は、ハンドブックを使った研修を各校・園で行うよう指導するとともに、来年度以降に採用される新人教職員の教育にも活用する。(了)

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