10年前から毎晩のようにわいせつ画像投稿 生活指導の小学教諭逮捕
産経新聞 2012年7月24日(火)12時39分配信
インターネット上の掲示板にわいせつな画像を張り付けていたとして、警視庁サイバー犯罪対策課は、わいせつ電磁的記録陳列などの疑いで、大阪府箕面(みのう)市立萱野(かやの)北小学校教諭、宮本誠貴容疑者(57)=同市桜井=を逮捕した。同課によると、宮本容疑者は、「仕事のストレスからやった。このくらいなら大丈夫と思っていた」などと供述しているという。
同課によると、宮本容疑者は10年ほど前に画像掲示板を立ち上げ、毎晩のように、「せいさん」のハンドルネームでわいせつな画像を投稿していた。掲示板は自分のホームページからリンクできるようになっており、誰もが自由に閲覧、画像と書き込みを投稿できる仕組みだった。昨年11月〜今年7月、9万件を超えるアクセスがあったとみられる。
逮捕容疑は、平成22年4月〜今年1月、携帯電話から自分で管理する掲示板に、下半身を露出した女性の画像など15画像を投稿したとしている。
宮本容疑者は学校では生活指導担当をしていた上、教育者向けに生活指導の雑誌を発刊している「全国生活指導研究協議会」の指名全国委員だった。また、生活指導に関する著書も出版していた。
同市教育委員会は「逮捕が事実であれば誠に遺憾。関係者に謝罪したい」と話している。