県教委:大麻密輸で起訴、高校助手を解雇 /島根
毎日新聞 2012年12月28日(金)15時18分配信
県教委は27日、南アフリカ共和国から国内に乾燥大麻を密輸入しようとしたとして大麻取締法違反(輸入)の容疑で逮捕された県立横田高校外国語指導助手、ハーマヌス・リタ被告(36)=南アフリカ国籍=を同日付で解雇処分とした。
県教委などによると、ハーマヌス被告は11月10日、国際郵便を利用して乾燥大麻を密輸入しようとしたとして、県警などが同法違反容疑で逮捕。松江地検が同30日に同法違反と関税法違反の罪で起訴した。
一方、県教委は同日、県立浜田水産高校の男性教諭(43)が道交法違反容疑(酒気帯び運転)で検挙されたとして、同日付でこの教諭を停職3カ月の懲戒処分とした。
県教委によると、11月23日夜に浜田市内の飲食店で焼酎5、6杯を飲んだ後に自家用車を運転していたのを浜田署に検挙されたという。呼気1リットル当たり0・31ミリグラムのアルコールが検出された。男性教諭は代行運転を頼もうとしたが空きがなく、車内で5時間仮眠した後に運転したという。【金志尚】
12月28日朝刊