小6自殺問題「片付くといい」と発言した教育長
読売新聞 2014年3月24日(月)8時10分配信
長崎市立小学校6年の女児(当時11歳)が昨年7月に自殺を図り、死亡した問題で、同市教委の馬場豊子教育長が、卒業式に出席するため同小を訪れた際、控室で来賓に、「(自殺問題が)早く片付くといい」と発言していたことが分かった。
遺族側は「失望を禁じ得ない」と市教委に文書で抗議した。
市教委などによると、馬場教育長は19日、式が始まる前に来賓用控室で、来賓の一人が自殺問題に触れた際に発言した。ほかの来賓から不適切だと指摘され、その場で陳謝、撤回したという。
馬場教育長は23日、読売新聞の取材に、「『(児童の動揺などが)落ち着くといいですね』と言われ、児童への対応や真相究明を丁寧にしていきたいという意味で申し上げたが、不適切だった」と釈明。「遺族を深く傷付け、申し訳ない」と謝罪した。
女児の母親は「あまりの衝撃に血の気が引いた。教育長には、娘が自ら命を絶った重さを正面から受け止めてほしい」と批判した。