籠池夫妻を再逮捕 補助金9200万円詐取疑い 大阪地検
産経新聞 2017/8/22(火) 7:55配信
学校法人「森友学園」(大阪市淀川区)が運営する塚本幼稚園をめぐり、大阪府の補助金約9200万円をだまし取ったなどとして、大阪地検特捜部は21日、詐欺と詐欺未遂の容疑で、学園前理事長の籠池(かごいけ)泰典容疑者(64)と妻の諄子(じゅんこ)容疑者(60)を再逮捕した。夫妻は今春まで幼稚園の園長と副園長を務め、補助金申請や経理は全て2人で処理していたという。
逮捕容疑は平成23〜27年度、障害などで特別な支援が必要な「要支援児」を受け入れていると偽り、府から約7千万円を不正受給。26〜28年度には、専任の教職員の人数を水増しして人件費補助金約2200万円を詐取したなどとしている。
大阪府は要支援児の受け入れ補助金について、申請があった延べ90人のうち34人分を不正と認定。しかし特捜部は90人全員について保護者の同意を得ておらず実際に特別な支援もしていなかったとして、全て立件対象とした。
特捜部は両容疑者の認否を明らかにしていない。籠池容疑者は6月に家宅捜索を受けた際、「反省すべき点はあるが故意ではない」との認識を示していた。
一方、学園が大阪府豊中市の国有地で計画していた小学校建設をめぐる国の補助金詐取事件で、特捜部は21日、詐欺罪で両容疑者を起訴した。
特捜部は補助金申請を担当した京都市の設計事務所の役員ら3人と校舎の施工業者の社長については、関与の程度が低いとして起訴猶予とした。