茨城大教授、女子学生らにハラスメント繰り返す 長時間叱責、人格攻撃、体押し付ける…

茨城大教授、女子学生らにハラスメント繰り返す 長時間叱責、人格攻撃、体押し付ける…
茨城新聞クロスアイ 2018/6/2(土) 1:55配信

茨城大は1日、指導する女子学生に対し長時間叱るなどのハラスメント行為を繰り返したとして、教育学部の40代男性教授を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。処分は5月31日付。

同大によると、男性教授は2016年11月、研究室に所属していた当時4年生の女子学生が、他の大学の大学院に進学することについて長時間、叱責した。女子学生が卒業した後も、会員制交流サイト(SNS)で人格を傷付ける内容のメッセージを送って嫌がらせをした。

また、研究室に所属する女子学生らにコスプレ姿や浴衣の着用を促す発言をしたり、飲み会で女子学生に体を押し付けるなどのセクハラ行為もしていた。

17年9月に同大に相談があり発覚した。男性教授は今年4月から授業やゼミの担当を外れるなど教育活動を停止している。

同大の三村信男学長は「(教授の行為は)学生の人格を傷付ける許されないもので、教育の場で決してあってはならない。被害に遭われた方に心よりおわび申し上げる。重大に受け止め、再発防止と信頼向上に努める」とのコメントを出した。

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