小学校がメール228件誤送信 保護者の提出書類「不備」伝えるメールを別の保護者へ

小学校がメール228件誤送信 保護者の提出書類「不備」伝えるメールを別の保護者へ
神戸新聞NEXT 2020/4/22(水) 20:55配信

 兵庫県川西市教育委員会は22日、市立小学校が20日、保護者からの提出書類に不備があったことを伝える電子メールを、誤って別の保護者のメールアドレス228件に送信したと発表した。メールには保護者の名字があったというが、書類の内容は「プライバシーに関わるので控える」としている。

 同市教委によると、20日午後、書類に未記入欄があることを伝えようと、児童の担任が保護者に電話をしたがつながらなかったという。そこで校長が緊急時の一斉送信のみに限定している「学校連絡メール」を使用。名前と書類の名称、「連絡をいただけないか」との内容を送った。

 だが、宛先が一斉メールの設定のままで、メールは他の保護者にも送信された。校長は「早く伝えようと思いメールを送ってしまった」と話しているという。同市教委は「再度電話をするか家庭訪問をするかで対応すべきだった。ご迷惑をかけて申し訳ない」としている。(大盛周平)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする