学力テスト 日教組反対も数年ごとに「全員参加」 来年度から理科も

学力テスト 日教組反対も数年ごとに「全員参加」 来年度から理科も
産経新聞 2011年10月17日(月)21時24分配信

 学力テストは、昭和30年代に中学2、3年の全生徒を対象に実施されたが、「全員参加は過度の競争を招く」として日本教職員組合(日教組)がテストをボイコットするなど「学テ」反対運動が起き、「全員調査」は行われなくなった。

 しかし、「ゆとり教育」で学力低下が深刻化したため、平成19年度に43年ぶりに復活。小学6年と中学3年を対象に国語と算数・数学で実施されてきた。

 日教組が支持する民主党政権となった22年度からは、「競争排除」と50億円超の費用の問題などを理由に「全員参加」から「サンプル抽出」方式に変更。当初4割抽出とされたが、行政刷新会議の事業仕分けで縮減を求められたため、3割抽出となった。

 ただ、教育界から「学力把握には全員参加にすべきだ」といった批判が強く、文部科学省は専門家検討会議の「数年ごとにきめ細かい調査が必要」との検討結果を受け、25年度は全員参加で行う。「理科離れ」対策として、24年度からは理科も加えられ、実験や観察の実技も導入される。

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