山形大がパワハラ疑惑で調査委再設置 近く初回聞き取り

山形大がパワハラ疑惑で調査委再設置 近く初回聞き取り
河北新報 2021/1/15(金) 10:36配信

 山形大有機エレクトロニクス研究センター(米沢市)でパワーハラスメントがあったとされる問題で、大学の新たな調査委員会が正式に発足し、近く初の聞き取りを行うことが14日、分かった。同日の定例記者会見で玉手英利学長が明らかにした。

 玉手学長によると、新たな調査委は昨年中に設置された。客観性に配慮して委員全員を外部の専門家にしたという。近日中に1回目の会合を開いた上で、被害を申し立てた4人に聞き取りを行う。

 大学は昨年9月に特別対策委員会を学内に設置。下部組織となる調査委が11月に聞き取りを行う予定だった。パワハラ疑惑を公表した同大職員組合が大学側への不信感などから申立人全員が望む「一斉聞き取り」を求めたのに対し、当時の調査委メンバーが同意せずに調査が頓挫していた。

 今後の調査手法について玉手学長は「従来手法の適否を検討した上で決定することになる」と述べた。

 被害を申し立てた男性研究員に未払い賃金があったとして労基署から昨年10月に是正勧告を受けた件に関しては、「パワハラとは切り離して調査している」と説明。研究費の不正流用があるとして組合が科学技術振興機構(JST)などへ公益通報した問題は「内部調査を進めている」と述べるにとどめた。

 組合によると、パワハラ被害を申し立てたのは特任教授と研究員の計4人。2019年5月ごろから昨年8月まで、センターの60代男性教授ら4人から、契約と異なる業務を命じられたり、研究費の不正流用に加担させられたりしたなどと主張している。

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目の前で進行している事を客観的に観察できない連中が国からカネもらって何の研究ができるのかっていう話

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山形大学にはxEV飯豊研究センターと有機エレクトロニクス研究センターがあり、両方ともパワハラで死者を出している。

有機エレクトロニクス研究センターでの研究員の死亡 

 また、今年6月の同センターでの火災のあと、パワハラを受けていた別の男性研究員が、その数日後に亡くなっていたことも明らかになった。男性は機能不全の機械の運用などを任されていた。

xEV飯豊研究センターでは2015年11月に学生が自殺

 訴状などによると、男子学生は2015年11月に同市内で自殺した。同じ研究室だった40代の男性助教を「恨んでいる」とのメッセージが、スマートフォンに残されていたという。
 両親の相談を受けた同大は、外部有識者の調査委員会を設置。調査委は16年6月、助教に暴言を浴びせられる様子が目撃されていた▽家族に相談していた−−などの事実があったとして、アカハラと自殺の因果関係を認める報告書をまとめた。これを受け同大は同年10月、助教を停職1カ月の懲戒処分にしたが、自殺については明らかにしていなかった。

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