「わいせつ教員新法」、21日の衆院委員会採決で与野党合意
読売新聞オンライン 2021/5/19(水) 19:40配信
衆院文部科学委員会は19日の理事懇談会で、「わいせつ教員対策新法」について、21日の同委員会で採決を行うことで与野党が合意した。自民、公明両党のワーキングチームが条文案を固め、野党との協議を進めていた。採決後、超党派による議員立法として法案を提出し、今国会での成立を目指す。
現行の教員免許法では、わいせつ行為などで懲戒免職となった免許失効者も3年たてば、免許を再取得できる。新法では、都道府県教育委員会が「教員免許再授与審査会」の意見を踏まえ、免許再交付を拒否できる裁量権を盛り込んでいる。