県立高校女子生徒自殺 いじめ関与生徒名開示確定 知事「命令に従う」
TKUテレビ熊本 2023/4/5(水) 12:25配信
2013年に自殺した県立高校の生徒の遺族が当時のクラスメートなどを相手に損害賠償を求めた裁判で熊本県に、いじめに関与した生徒の氏名が黒塗りされていない「いじめ調査報告書」を熊本地裁に提出するよう命じた福岡高裁の決定が確定しました。
2013年4月、当時、県央の県立高校に通っていた3年生の女子生徒が自殺した問題で、県の第三者委員会は「いじめが自殺の要因の一つとなった」との報告書を公表しました。
遺族は、同級生8人と県に損害賠償を求める裁判を起こし、県に対していじめに関与した生徒の氏名などが黒塗りされていない『いじめ調査報告書』を開示するよう申し立てました。
これをめぐり、去年11月、熊本地裁に続き福岡高裁も県に報告書の提出を命じ不服とした県が去年12月、最高裁に特別抗告していました。
遺族の代理人弁護士によりますと最高裁は、3月31日付で特別抗告を棄却。
報告書の提出命令が確定しました。
代理人弁護士は「主張が認められホッとしている。ようやく裁判のスタートラインに立てた」とコメント。
一方、蒲島知事は5日の定例会見で「最高裁の判断を厳粛に受け止め文書開示命令に従う」と述べました。
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