使途不明金約1200万円 元PTA職員の女が電子計算機使用詐欺の罪で起訴内容認める 宮崎県
宮崎ニュースUMK 2023/5/22(月) 19:18配信
都城市の中学校の使途不明金約1200万円を巡る裁判です。
校納金を不正にだまし取ったとして電子計算機使用詐欺の罪に問われている女が、初公判で起訴内容を認めました。
起訴されているのは、都城市立小松原中学校の元PTA職員、吉川歩准理被告28歳で、去年11月にパソコンを使って保護者など117人の口座から76万円あまりを騙し取った、電子計算機使用詐欺の罪に問われています。
22日の初公判で吉川被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
検察側は吉川被告がこれ以外にも複数回、同様の犯行を行なっていたとして6月に追起訴する方針を示しました。
吉川被告は今年1月、同じ中学校の口座から約160万円を不正に引き出したほか、この口座から別の2つの口座に約250万円を入金し補填した有印私文書偽造と詐欺などの疑いでも逮捕されています。