建造物侵入容疑で逮捕の県立高校講師起訴 県教委は懲戒免職に 鹿児島
鹿児島ニュースKTS 2021/9/30(木) 19:35配信
鹿児島県薩摩川内市の整骨院に侵入した疑いで逮捕されていた県立高校講師の男について、鹿児島地検は30日、建造物侵入と窃盗の罪で起訴しました。また県教委は男を30日付で懲戒免職としています。
起訴されたのは、鹿児島工業高校の講師、瀬川雄太被告(31)です。
起訴状などによりますと瀬川被告は9月8日から9日までの間に、友人らと共謀して薩摩川内市の整骨院に侵入し、現金約57万円と手提げ金庫などを盗んだとされています。
瀬川被告は当初、建造物侵入容疑のみで逮捕されていましたが、証拠が固まったとして、30日付で窃盗の罪でも起訴されました。
鹿児島地検は認否について明らかにしていませんが、逮捕当時、瀬川被告は「金に困ってやった」と容疑を認めていました。
また県教育委員会は、30日付で瀬川被告を懲戒免職処分としました。教職員課の野村義文課長は「今後も全職員に対して使命感かつ職責感を高める指導を引き続き行っていきたい」とコメントしています。
この事件を巡っては、瀬川被告の友人2人も建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕されています。
9月上旬、鹿児島県薩摩川内市で夜間に無人となる店舗から現金などが盗まれる事件があり、警察は15日までに、県立高校講師の男ら3人を逮捕しました。
建造物侵入の疑いで逮捕されたのは、県立高校講師の瀬川雄太容疑者(31)で、建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、いずれも瀬川容疑者の友人で、自称建設業の藤田大路容疑者(25)と自称作業員の武冨太郎容疑者(23)です。
警察によりますと、3人は9月8日の夕方から9日朝までの間に薩摩川内市内の店舗に侵入した疑いで、藤田容疑者と武冨容疑者は店内から現金約60万円などを盗んだ疑いも持たれています。
事件後、瀬川容疑者が店を訪れ謝罪したことから事件が発覚しました。
瀬川容疑者と武冨容疑者は逮捕容疑を認めていますが、藤田容疑者は容疑を否認しているということです。
瀬川容疑者の逮捕容疑は建造物侵入だけですが、警察の調べに対して「金に困ってやった」と供述しているということで、警察はほかの2人と同じように窃盗容疑でも立件する方針です。
瀬川容疑者が勤務する鹿児島工業高校・大保智校長は「瀬川容疑者の勤務態度は特に問題なかったと考えています。本校職員がこのようなことで逮捕されたことに関して、関係の皆さんに迷惑心配をかけ本当に申し訳ありません」と述べました。