<教員免許法違反>必要免許持たず授業 長野の小中一貫校で

<教員免許法違反>必要免許持たず授業 長野の小中一貫校で
毎日新聞 2013年8月20日(火)20時51分配信

 長野県松本市の私立小中一貫校・才教学園小中学校(児童・生徒数498人)は20日、必要な免許を持たない教員に授業や担任を受け持たせていたと公表した。2005年度の開校当初から続いており、延べ64人を不適正に配置していた。県に担任を届け出る際、免許を持つ別の教員名を虚偽記載していたことも判明。県は教育職員免許法違反に当たるとして、補助金の支給停止を決めた。

 学園によると▽中学・高校の教科免許しか持たない教員が小学校の担任に就き、専門とは違う教科の授業を担当▽小学校の教員免許しかないのに中学校で授業▽英語指導助手(AET)が単独で英語の授業を実施−−などのケースがあった。今年度1学期は全教員46人のうち11人の配置が不適正で、小学校22学級のうち5学級の担任が小学校免許を持っていなかった。

 少なくとも過去2年間に3人の教員から「問題ではないか」と指摘されたが、改善しなかった。教員配置を担当する松山治邦教頭は「制度をよく知らず、免許より教員の力量に応じた配置を考えてしまった。意図的に法律違反をしたわけではない」と釈明した。

 県によると、同法に違反した教員の授業を受けた児童・生徒の履修実績は、学習指導要領に適合していることを校長が認めれば問題なく、卒業・進級した生徒についても実質的な影響はない。【古川修司、小田中大】

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