【03月13日 KOREA WAVE】韓国警察庁の公式ユーチューブチャンネルに7日、「交番で繰り広げられたショベルカー騒動!いったい何が……」というタイトルの映像が投稿された。飲酒運転の取り締まりで運転免許を取り消されたことに不満を抱く男が、ショベルカーで警察署に突入する様子が映し出されている。 映像によると、今年1月13日午前3時26分ごろ、慶尚南道咸安(ハマン)郡にある派出所の駐車場に13トン級のショベルカー1台が侵入。バケット(ショベル部分)を持ち上げ、巡回中のパトカーを破壊しようとした。 派出所にいた警察官らが異変に気づいて外に出ると、運転していた男が車両から降りたため、警察は男を特殊公務執行妨害および飲酒運転の疑いで現行犯で逮捕した。 調べによると、男は約1時間前の午前2時ごろ、近くのコンビニ前の路上で飲酒運転の取り締まりを受け、免許取り消しとなった。その後、取り締まりに不満を持ち、自宅からショベルカーに乗って派出所へ来たという。 男は「100メートルしか運転していないのに取り締まられた」と不満を訴え、ショベルカーを約1キロ離れた派出所まで運転して来て威嚇したとされる。 この映像を見たネットユーザーたちは「自分の過ちを棚に上げて、どこで八つ当たりしているのか」「飲酒運転で捕まったのに、さらにショベルカーで飲酒運転して暴れるなんて、ありえない」といった反応を寄せた。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News