警察学校卒業試験漏らす…教官警部補と女性巡査を書類送検
2009年6月26日20時3分配信 読売新聞
栃木県警察学校の卒業試験で問題漏えいがあったとして、県警は26日、教官の男性警部補(41)と生徒の足利署女性巡査(23)を地方公務員法(守秘義務)違反の疑いで宇都宮地検に書類送検した。
26日付で警部補を停職3か月、巡査を停職1か月の懲戒処分とした。2人は辞職願を出しており、依願退職する。監督責任を問い、校長の警視(59)を本部長注意とした。
発表によると、初任補修科で交通の授業を担当していた警部補は2月27日、巡査から頼まれ、3日後の卒業試験に出された交通切符の作成に関する問題を教えた疑い。
警部補は、昨年4月に採用された巡査の相談に個人的に乗るなどしており、授業後に車の中で問題用紙や答の一部を見せたとされる。警部補は「軽い気持ちで教えてしまった」と話しているという。
阿久津優樹・県警首席監察官は「警察官としてあるまじきもので、心からおわび申し上げる。職務倫理教養等を強化し、再発防止に努める」と話した。