19歳で捕虜殺害に加わり「石垣島事件の戦犯となって」手記を残した二等水兵 犯した罪に懺悔の念~28歳の青年はなぜ戦争犯罪人となったのか【連載:あるBC級戦犯の遺書】#86

石垣島事件のことを市民の体験として手記を残していた人がいた。石垣島出身の二等水兵、前内原武。横浜裁判で死刑の宣告を受けた41人のうちの一人だ。前内原が海軍に志願したのは1945年になってから。19歳で合格したが、戦況が厳しい中、すでに石垣島からは船も出せない状況で、石垣島警備隊に仮入隊。入隊後、ほどなくして事件に関わってしまったー。

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