駐車中の車から財布などを盗んだとして、山口県警山口南署は7日、住居不定無職の少年(19)を逮捕しました。 警察によりますと、少年は去年11月4日、山口市内の建設現場に駐車中のトラックから、広島市の会社員(49)の現金約3万8000円が入った財布や、キャッシュカードなど12点(時価合計4000円相当)を盗んだ疑いが持たれています。 また、同じ日に市内のマンションに駐車中の車両から、宇部市の会社員(47)のリュックサックや帽子など6点(時価合計9700円相当)と、下関市の会社員(27)の現金2500円が入った財布やキャッシュカードなど7点(時価合計1万1000円相当)を盗んだ疑いが持たれています。 被害者からの届け出で発覚しました。少年は同様の車を狙った窃盗事件で、神奈川県で逮捕されていました。 調べに対し、少年は「間違いありません」と容疑を認めているということです。警察で事件の詳しい状況や動機を調べています。