教職員:勤務実態問題 道立高教諭、自宅研修が大幅減 /北海道
毎日新聞 2011年11月2日(水)11時44分配信
◇昨冬191人が今夏59人
教職員の勤務実態を巡る問題で、内容が確認できないとして批判が出ていた夏休み中の自宅研修について、道立高教諭で今夏取得したのは59人にとどまり、昨年の冬休みの191人から大幅に減少した。教諭が長期休暇中に校外で研修することは認められているが、道議会などでの批判を受け、取得を自粛したのではないかとみられている。
1日開かれた道議会文教委員会で道教委が明らかにした。それによると、夏休み中の自宅研修は32校59人が行い、延べ279時間だった。昨年の冬休みでは48校191人で、延べ845時間だったことに比べて大幅に減少した。自宅研修中の教諭が近くのスーパーで買い物していたことが目撃されるなどし、見直しを求める声が上がっていた。
一方、道教委は、会計検査院が昨秋から実施している検査を踏まえ、公立小中学校と道立高校を対象に行う勤務実態調査について今月中に着手し、来年8月をめどに結果を取りまとめることを明らかにした。不適切な勤務が疑われる教職員に対して、市町村教委が職務命令を出し、事情聴取する方針。【千々部一好】
11月2日朝刊