広末涼子容疑者、薬物検査実施へ アルコールのにおいせず

交通事故後搬送された静岡県島田市の病院で看護師を蹴るなどしてけがを負わせたとして、8日に静岡県警掛川署に傷害の疑いで現行犯逮捕された女優の広末涼子容疑者について、同署は薬物検査と飲酒検査を行う方針であると明らかにした。同署は容疑者の認否を明らかにしていない。 捜査関係者によると事故時、逮捕時ともに広末容疑者から「お酒のにおいはしなかった」という。事故時は立ったり座ったり落ち着かない様子で、アルコール検査ができる状態ではなかったという。薬物検査、飲酒検査については「そういうことも視野に入れて広く捜査をしていく」とした。 現在、広末容疑者の受け答えがはっきりしているかという質問については「何ともいえない」と同関係者。病院では被害者が広末容疑者を押さえつけたりすることはなかったとした。今後については「突発的なことがない限りは送致はする」と話した。 事故後免許を持たない状態で病院に搬送されたため、当初は「自称・広末涼子容疑者」と発表していたが「関係者への聴取で本人確認がとれ、警察として信用に足りるとし、『自称』をとりました」とした。 同署によると、広末容疑者は7日午後6時50分ごろ、東京方面へ向かう新東名高速道路で乗用車を運転中に大型トレーラーに追突する事故を起こし、同乗していたマネジャーとみられる男性と共に搬送された。2人とも命に別条はなく広末容疑者は軽傷、大型トレーラーの運転手にけがはない。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする