他人をかたるウソの文書を作成し関係先に送ったとして、有印私文書偽造などの疑いで逮捕された鳥羽市の男性職員が4月8日、停職2カ月の懲戒処分を受けました。 鳥羽市総務課・副参事の男性職員(59)は2024年9月、伊勢市に住む40代の男性をかたるウソの文書を作成し、男性の関係先にFAXで送ったとして有印私文書偽造などの疑いで、3月4日に逮捕されていました。 警察は、文書の内容や犯行に至った経緯などについて明らかしておらず、男性職員は調べに対し、「覚えていない」と容疑を否認していました。 津地検は4月8日付で男性職員を起訴猶予で不起訴処分としましたが、鳥羽市は「市職員としての信用を著しく失墜させる行為」などと指摘し、8日付で停職2カ月の懲戒処分としました。男性職員は依願退職したということです。