教え子にコスプレ、県立高教諭を懲戒免職/神奈川県教委
カナロコ 2012年7月12日(木)23時30分配信
教え子の女子生徒(16)とホテルに宿泊し、セーラー服の衣装を着させたなどとして、県教育委員会は12日、湘南地域にある県立高校の男性教諭(54)を懲戒免職処分とした。
県教委によると、教諭は2月9日から10日にかけ、伊勢原市内のホテルで、持参した衣装を生徒に着用させ、現金1万円を手渡した。その後も自宅やホテルで一緒に過ごすことを繰り返し、計4万3千円を渡したほか、援助交際を持ちかけるようなメールを約60回にわたり送信した。教諭は一連の行為について「生徒への恋愛感情があり、静かな場所で指導したかった」と話しているという。
県教委はこのほか、同僚男性が担任する児童の通知表を隠したとして、公文書棄損容疑で逮捕、起訴された茅ケ崎市立小和田小学校の女性教諭(30)を懲戒免職に、監督責任で同校の校長を戒告処分にした。
また、体罰を繰り返したとして、県立金井高校の男子バスケットボール部元顧問の男性教諭(57)と鎌倉市立西鎌倉小学校の男性教諭(24)をそれぞれ減給1カ月(10分の1)の懲戒処分とした。