大津いじめ 告訴された同級生2人を事情聴取、近く残る1人も

大津いじめ 告訴された同級生2人を事情聴取、近く残る1人も
産経新聞 2012年9月1日(土)14時10分配信

 大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒=当時(13)=が飛び降り自殺した問題で、滋賀県警は1日、男子生徒をいじめたとされる同級生2人を事情聴取した。男子生徒の父親が暴行や恐喝、強要、窃盗、脅迫、器物損壊の6つの罪で加害側の同級生3人を刑事告訴。県警は同級生3人の約30件の行為を捜査対象にしており、残る1人の同級生も近く聴取する。

 捜査関係者によると、中学校が実施したアンケートでいじめを目撃したと回答した在校生ら約100人への聴取をすでに終えた。学校と市教委への家宅捜索容疑となった同級生3人が男子生徒の両手をはちまきで縛り、口に粘着テープを貼ったとした昨年9月の体育大会での暴行のほか、トイレ内や教室などでのいじめを捜査対象にしている。同級生のうち1人は、捜査の過程で判明した女性教諭を骨折させた傷害容疑での立件も視野に入れ調べる。

 県警は在校生のいじめ証言を学校などで実況見分し検証しているが、加害側の同級生は、遺族がいじめが自殺の原因として提訴した訴訟で、「遊びだった」といじめを一貫して否定している。

 学校が自殺直後に実施した生徒アンケートや学校と市教委への家宅捜索で押収した教諭らの手帳やノートなども分析し、年内をめどに立件の可否を判断する。

 一方、いじめと自殺の関係については大津市が設置した外部有識者による第三者調査委員会が調査し、年内にも報告書を作成する。

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