「校内で複数回設置した」トイレにカメラ設置し逮捕された教頭を懲戒免職 住宅手当260万円不正受給の教諭は減給
FNNプライムオンライン 2023/9/8(金) 12:32配信
熊本県教育委員会は、勤務する小学校のトイレに盗撮目的でビデオカメラを設置し、逮捕された教諭を懲戒免職処分とした。また、8年間にわたって住宅手当約260万円を不正に受給していた県立高校の教諭を減給処分とした。
トイレにカメラ設置の教頭を懲戒免職
9月7日付けで懲戒免職処分となったのは、
熊本県教育委員会によると、中島教頭は2023年7月に勤務先の小学校の職員用女子トイレの便器に盗撮目的で小型ビデオカメラを設置。
中島教頭はその後、警察に逮捕され、県教委の聞き取りに「性的欲求が強くなってブレーキが利かなくなった。ストレスがあった。過去にも校内で複数回設置したことがある」と話しているという。
住宅手当を不正受給の教諭を減給
また、育児休業中に教員の夫に賃貸名義を変更したことを学校に届け出ず、住宅手当を二重に受け取っていたとして、熊本県北部の高校に勤務する女性教諭(44)を9月7日付けで減給処分とした。
不正受給は2015年からの8年間で約263万円に上り、女性教諭は全額を弁償。
聞き取りに対し「夫婦で住宅手当を受給することがいけないことだとは知らなかった」と話していて、教員の夫を厳重注意とした。
県教委は「服務規律の徹底を万全にし全力で不祥事の根絶に取り組む」とコメントしている。
(テレビ熊本)