兵庫の高2自殺 「弁当に虫を入れられた」生徒アンケート両親に開示

兵庫の高2自殺 「弁当に虫を入れられた」生徒アンケート両親に開示
産経新聞 2012年10月16日(火)10時56分配信

 兵庫県川西市で自殺した県立高校2年の男子生徒(17)がいじめを受けていた問題で、高校は15日、2年生に実施したアンケートなどの結果をまとめた文書を両親に開示した。開示された文書には「虫を食べさせられそうになった」「弁当に虫を入れられた」といった記載もあった。

 開示したのは、2年生275人に行ったアンケートの結果を高校がパソコンなどで打ち直した文書のほか、同じクラスの生徒らへの聞き取り調査、教員が気づいた点などをまとめた文書などA4版計68枚分。2年生へのアンケートは文章に意味がなかったものなどを除く195人分の結果がまとめられていた。

 高校は、男子生徒が「虫」と呼ばれるなどのいじめがあったと公表しているが、アンケートでは「見たこと」として「『虫をたべろや』といわれたのを授業中に見た」「毎日のように『ムシ』といわれる」といった記述もあった。さらに、「聞いたこと」として「虫を食べさせられそうになった」「弁当にだれかが虫を入れたので、残して帰った」と回答した生徒もいた。

 両親は「(アンケートは)打ち直されているので、本当は原本を見せてほしかった。学校は『これですべてを開示した』としてほしくない」と話している。

 高校はこれまで、両親へアンケートの結果を口頭で伝えていたが、「筆跡などから個人が特定できる」として閲覧は拒否。両親は県に情報公開請求を行っていた。

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