桐生の小6女児自殺:いじめ訴訟「学校側が責任認めるまで闘う」 遺族ら三回忌法要 長期化する訴訟 /群馬

桐生の小6女児自殺:いじめ訴訟「学校側が責任認めるまで闘う」 遺族ら三回忌法要 長期化する訴訟 /群馬
毎日新聞 2012年10月22日(月)12時0分配信

 いじめを受けていた桐生市立新里東小6年の上村明子さん(当時12歳)が自殺してから23日で丸2年。いじめと自殺の因果関係を認めない市と県に対し、両親が起こした訴訟は長期化している。21日、遺族や支援者らは三回忌の法要を営み、「学校側が責任を認めるまで、法廷の場で闘い続ける」と誓った。
. 法要は、みどり市の斎場で午前11時から始まり、15人の参加者が次々と焼香した。読経にすすり泣きが交じり、父竜二さん(52)は、写真の中でほほ笑む明子さんに何度も手を合わせた。
 法要を終えた竜二さんは「生きていれば14歳になるが、思い浮かぶのは12歳の姿」と語った。5年生のころから「悪口を言われたり、無視される」「転校したい」と訴え、給食の時間には、ひとり取り残されるようになった。竜二さんは繰り返し学校に相談したが、具体的な解決策は示されず、2年前のあの日、明子さんは自宅の子ども部屋で、変わり果てた姿で発見された。
 自殺から2カ月後、両親は、学校側がいじめに適切に対応しなかったのが自殺の原因として市と県を提訴。竜二さんは「今、明子にしてやれるのは、裁判で真実を明らかにし、学校や加害者に謝ってもらうことだけ。滋賀県大津市でもいじめ自殺事件が起こったが、学校や行政が一人一人の死に向き合い、検証しなければ、再発防止はできない」と考えている。【塩田彩】

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