弁護人「ふざけるな」と非難 児童ポルノ再犯の元中学教諭

弁護人「ふざけるな」と非難 児童ポルノ再犯の元中学教諭
静岡新聞(2012/10/25 07:05)

 女子高校生の裸を撮影してインターネット上に掲載したとして、児童買春・児童ポルノ禁止法違反の罪に問われた藤枝市内瀬戸、元塾講師の男(47)の初公判が24日、静岡地裁(村山浩昭裁判官)であった。被告は起訴内容を認めて即日結審し、検察側は懲役1年を求刑した。同被告の言動に、弁護人が「ふざけるな」と厳しく非難する一幕があった。
 被告は中学教諭だった2006年にも同罪で執行猶予付き判決を受け、懲戒免職処分になっている。ところが、この日の被告人質問で同被告は「(今回の犯行は)猶予期間が明けるのを待ってやった」などと発言した。「金稼ぎのための動機で、常習性も認められる」と指摘した検察の論告に対し、弁護人も「被告が更生できるか分からない」と同調した。
 起訴状などによると、被告は1〜2月にかけて、インターネットの出会い系サイトで知り合った女子高校生=当時(17)=が18歳未満と知りながら、静岡市駿河区のホテルに4回にわたって連れ込み、カメラ付き携帯電話で裸を撮影したとされる。

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女子高生にみだらな行為をした容疑…中学校教諭を逮捕
読売新聞 2006/03/15(水)

静岡県警富士宮署は15日、同県藤枝市内瀬戸、藤枝市立中学校教諭吉田雅信容疑者(41)を 児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春、児童ポルノ提供など)の疑いで逮捕した。

調べによると、吉田容疑者は昨年12月中ごろ、静岡市内のホテルで、女子高校生(当時17歳)に数万円を支払う約束でみだらな行為をし、デジタルカメラで撮影した女子高校生の裸などの写真数十枚を知り合いの男性に渡した疑い。

女子高生とは携帯電話の出会い系サイトで知り合った。吉田容疑者は容疑を否認している。

同署は15日、吉田容疑者の自宅などを捜索し、パソコンやデジタルカメラなどを押収した。

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