セクハラ停職の教諭復職 来月にも別の高校へ 道教委「問題ない」
北海道新聞(10/27 09:53)
部活動の指導中に女子生徒にセクシュアルハラスメントと体罰を行ったとして、2月に停職6カ月の懲戒処分を受けた石狩管内の道立高校の男性教諭(51)が、11月にも別の高校で復職することが26日、分かった。道教委は処分期限後の8月から、教諭を道立教育研究所(江別市)で研修させており、「成果が出ている。復職自体に問題はない」としているが、復職先の高校で保護者らの反発が出る可能性もある。<北海道新聞10月27日朝刊掲載>
道教委によると、男性教諭は昨年、顧問を務める運動部の女子部員に対し、筋肉の発達の指導として肩や腹筋を親指で押したり、別の女子部員に腰痛軽減のストレッチ指導として股関節などを親指で押したりしたとされる。その他、部活の練習中に女子部員4人をたたいたり蹴ったりして、1人に鼓膜損傷のけがを負わせたとされる。